“TECL”とは?株価や構成銘柄などわかりやすく説明!【情報技術セクター】

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・米国に投資できるレバレッジETFについて知りたい
・TECLってどういう金融商品なの?
・投資した場合のリターンはどう?


このようなお悩みを解決します。

この記事の概要

  • TECLは、米国の情報技術セクターの76銘柄で構成されるXLKをベンチマークとするレバレッジ3倍ETF
  • 景気敏感セクターで、QQQの3倍レバレッジのTQQQとおおよそ同じような値動き
  • 設定来の価格から最高約275倍にまで価格が上昇した

TECLはアメリカのDirexion社が運用するETFで、情報技術・金融・半導体銘柄で構成されています。
最高で330倍まで価格が上昇しましたが、今後も良いパフォーマンスとなるのでしょうか?

この記事では、TECLに投資するうえで知っておきたい基礎情報について、構成銘柄・ベンチマーク・配当利回りを踏まえて丁寧に解説します。

TECLに投資しよう!
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目次

TECLとは?

TECLとは、米国のレバレッジ型ETFで情報技術セクターの76銘柄で構成されるXLKをベンチマークとしたレバレッジ3倍ETFです。

【それってなんなの?】
 ※ETF …「Exchange Traded Funds」上場投資信託の略。多数の株式銘柄で構成される投資信託を上場させ通常の株式のように取引できるようにしたもの。分散投資効果が得られる。様々な投資コンセプトの商品がある。
 ※レバレッジ型ETF … ベンチマークした指数やETFの日次変動率にレバレッジを掛けた値動きをするよう調整したETF。レバレッジ2倍もしくは3倍を掛けた商品が多い。一般的に通常のETFと比べて逓減リスクがあり早期償還リスクが高まる。

 

まずはTECLの基本情報です。

TECLの基本情報
名称Direxion Daily Technology Bull 3X Shares ETF
運用会社Direxion
ベンチマークXLK、Technology Select Sector Index
経費率0.95%
総資産額11.25億ドル
設定日2008年12月17日
取扱証券会社SBI証券、DMM株、マネックス証券、楽天証券、他
2022/9 時点

TECLはレバレッジ・インバース型のETFを主力とするDirexion社によって運用されています。

TECLのほかにも、SPXL(S&P500指数のレバ3倍)やSOXL(ICE半導体指数のレバ3倍)などのレバレッジETFを運用しています。

レバレッジETFということで0.95%と比較的高い経費率になっています。

 

TECLの構成銘柄

TECLの構成銘柄です。
基本的にはベンチマークETFであるXLKと同様ですが、レバレッジをかけるための担保となる債権の銘柄が追加で組み入れられています。 

ティッカーシンボル企業名組み入れ比率[%]
DGCXXDreyfus Government Cash Mana7.83
AAPLアップル4.86
MSFTマイクロソフト4.68
DIRXXDreyfus Treasury Securities Cash Management4.03
FITXXGoldman Sachs Financial Square Funds3.13
NVDAエヌビディア0.81
Vビザ0.78
MAマスターカード0.65
AVGOブロードコム0.48
CSCOシスコシステムズ0.44
Bloombergより 2022/9 時点

国債ファンドの組み入れ比率は日々数%レベルで増減しており、運用上の調整がされているのだと思います。

【それってなんなの?】
 ※DGCXX、DIRXX、FITXX … レバレッジETFには該当企業以外の銘柄が組み込まれる場合があり、この3銘柄は国債のファンドでレバレッジをかける為の担保となります。

 

XLKの構成銘柄【TECLのベンチマークETF】

TECLのベンチマークETFであるXLKの構成銘柄です。

特徴としてアップルとマイクロソフトの組み入れ比率が高く、2銘柄で45%を占めており、XLKの株価に影響を与える度合いが強いです。よってTECLにおいてもアップルとマイクロソフトの業績や株価の重要度がとても大きいです。

ティッカーシンボル企業名組み入れ比率[%]
AAPLアップル23.49
MSFTマイクロソフト22.65
NVDAエヌビディア3.91
Vビザ3.76
MAマスターカード3.13
AVGOブロードコム0.48
CSCOシスコシステムズ2.15
ACNアクセンチュア2.09
CRMセールフォース1.87
TXNテキサス・インスツルメンツ1.85
Bloombergより 2022/9 時点

XLKは情報技術セクターETFということで、テクノロジー・セレクト・セクター指数というS&P500の内のテクノロジーセクターに分類される銘柄で構成されていて、同指数に連動します。

ナスダック100指数に連動するETFのQQQの構成銘柄と似ており、株価推移がおおよそ連動します。

日本の証券会社からでは残念ながらTQQQ(QQQのレバレッジ3倍ETF)に投資することが出来ないので、QQQとおおよそ連動するXLKにレバレッジ3倍をかけたETFであるTECLが、疑似的にレバレッジ3倍のナスダック100指数の役割を果たしているといえるのです。

そのためTECLはとても人気のあるETFです。

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TECLはTQQQの代わりとして投資する人が多いよね!

TECLの株価推移

 

2022年現在、アメリカのQT(量的引き締め)政策及び金利上昇により景気後退の懸念があり、景気敏感セクターのTECLは下げの局面となっています。

【それってなんなの?】
 ※QE=量的緩和 … 中央銀行が市場から国債などを買い入れて市場に資金を供給する。デフレの脱却や景気を刺激することを目的として行う。
 ※QT=量的引き締め … 保有資産(国債など)を売却しQEによって市場に流した資金を回収する。インフレの抑制、景気の抑制を目的として行う。

 

過去チャートでは、2021年12月28日の高値で91.04$を付けTECLの最高値となっています。

設定来から見るとおおよそ275倍まで価格が上昇しています。100万円を一括投資していると2億7500万円になっている計算です。(為替考慮無し)

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2010年代~2021年の金融緩和政策で絶大なパフォーマンスだったのだ!

 

TECLのリターン

TECLのリターンをみていきましょう。
リターンはトータルと算術平均と幾何平均を調べました。

【それってなんなの?】
 ※算術平均リターン … 一定期間の平均リターン。例:1年、3年、5年、10年など期間を定めその期間中の年率平均を求める。期間毎の平均増減率がわかる。
 ※幾何平均リターン … 一定期間ごとのリターンを掛け合わせて算出する。複利運用した場合の資産の”伸び率”の期間平均がわかる。

 

トータルリターン算術平均リターン(年率)幾何平均リターン(年率)
1年-62.1%-62.1%-62.1%
3年28.8%35.5%8.8%
5年140%38.6%19.1%
10年1351%44.0%30.7%
設定来6409%49.5%35.4%
2022/9 時点

直近の1年リターンをみると6割近く下げています。レバレッジがかかっていることもあり、変動が激しいですね。

この10年米国株が堅調だったこともあり、長期の幾何平均リターンを見ると30%程度となっています。
1年あたり3割近く資産が伸び続けていくと考えると凄すぎますね。しかしこれがTECLの実力です。
今後のパフォーマンスは誰にもわかりませんが、米国株が堅調である限り旨味がある銘柄だと言えます。

TECLに投資するメリット / デメリット

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TECLに投資するメリット・デメリットが知りたい!

TECLに投資する前に特徴を知っておきましょう。

  • 日次変動率にレバレッジ3倍がかかるため変動が激しい。日々5%程度の変動が生じている。
  • 情報技術セクターにレバレッジをかけたい人はオススメ
  • 少額から投資でき、高いリターンを期待できる
  • レバレッジETFなので経費率が比較的高い

日々の変動が激しい

TECLはレバレッジ3倍ETFなので日々の値動きが激しいです。

ティッカーシンボル平均変動率(各ETFの設定来から現在まで)
TECL2.79%
QQQ1.17%
SPY0.79%

日々の平均変動率を調べてみました。

ナスダック100指数に連動するQQQは1.17%程度、S&P500に連動するSPYは0.79%です。
それに対しTECLは2.79%と、レバレッジをかけるorかけないという視点で見ると、やはりレバレッジをかけた方が変動幅が大きいことがわかります。

情報技術セクターに期待する人はレバレッジをかけてみても良いかも

変動幅が大きいほど日々資産の変動が起こるということで、そのことにストレスを感じてしまう方はレバレッジETFはおすすめできません。

逆に言うと、長期トレンドを信じて短期の変動を気にしない人であれば、TECLという今後も十分成長しうる情報技術セクターにレバレッジをかけたETFはとてもおすすめの銘柄だと言えます。

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技術の進歩は人類の活動のたまもの…

少額から投資できて、高リターンを期待できる

TECLの現在価格は1株あたり21.98$で日本円にすると3200円程度です。

小額からでも投資しやすく、これまでのパフォーマンスとセクターの特徴から見ても高リターンを期待できると言えます。

投資は時間経過がリターンに現れてきますので、とりあえず保有しておくことは重要だと思います。
日本株のように10万円以上の単位でしか購入できないような銘柄よりも取り扱いやすいです。

経費率が高め

レバレッジETFは経費率が比較的高めに設定されています。

ティッカーレバレッジ経費率
TECL3倍0.95 %
SOXL3倍0.95 %
SPXL3倍0.95 %
QQQ0.20 %
SPY0.09 %

経費率が低いことに越したことはないですが、上昇幅に目をつむって比較しても意味がありません。
長期で見ても高いパフォーマンスを誇るレバレッジETFであれば、高い経費率でも問題ないと考えて差し支えないと思います。

とはいっても日々の変動幅が大きいため、保有のストレスに耐えられない&高い経費率が気になる人は短期保有の銘柄として考えることをおすすめします。

TECLの長期積立投資における可能性は?

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レバレッジETFの長期積立投資ってどうなの?

TECLの長期積立投資は資産形成として有効なのかに関してです。

通常レバレッジをかけた商品は長期投資向きではないとされています。
それはなぜかというと、逓減リスクがある為と早期償還リスクが高いと言われているからです。

しかしTECLは情報技術セクターということで今後も値上がりが期待できるため、レバレッジをかけるのはとても理にかなっていると言えます。

TECLの逓減リスクは?

レバレッジETFは日々の変動にレバレッジをかけるものです。
そのため下落中やレンジ相場のような場合には逓減してしまいます。
そして元の株価に戻るまでの時間が、ベンチマークしているインデックスよりも遅いという特徴があります。

レバレッジETFに逓減がある以上、この逓減を相殺するような上昇パフォーマンスが必要ということです。
過去チャートを見ると、現在までは下落したとしてもそれを上回る上昇をみせていますので、これまではレバレッジETFだとしても長期投資として十分活用できたということです。

これから先、成長が期待できる情報技術セクターに投資するTECLであれば、今後も逓減を上回る高いパフォーマンスが得られるだろうと推測できます。

TECLの早期償還リスクは?

ETFには多かれ少なかれ早期償還リスクがあります。
どんな金融商品にもあるものです。

レバレッジETFは通常のETFと比べて早期償還リスクが高いとされていて、主な理由は運用上のコストが見合わないという理由です。

ETFの運用会社が運用をやめない限りは投資・保有ができます。
TECLに関しては人気がありますし、資産額も大きいことから運用会社のDirexion社が運用をやめることはまずないと思われます。(このドル箱ETFを捨てるはずない)

そのため早期償還リスクを理由にTECLを諦めるのはナンセンスといえます。

長期積立投資を実践中!

管理人の私は長期保有を前提としてTECLの積立投資を実践しています。
たまに投資結果の報告をしますので、良ければ見てみてください!

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レバレッジETFの積立をやっているだと…

TECLに投資しよう!投資する方法は?

SBI証券

SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェア1位の人気のネット証券です。

2022年9月時点で6000以上の銘柄の米国株式を取り扱っています。

TECLはもちろん、多数の米国レバレッジETFを取り扱っているので、レバレッジETFを中心に投資したい人にはおすすめな証券会社です。

DMM株

DMM株は、DMMグループが運営する証券会社です。

なんと米国株の取引手数料が無料

米国株をメインに投資をするならDMM株がおすすめです。
2022年9月時点で2117の銘柄の米国株式を取り扱っています。

TECLもDMM株で買うことが出来ます。

楽天証券

楽天証券は楽天グループの一員で、楽天カードや楽天銀行などの提携があり、ポイントを使用した投資ができるなど楽天愛好家にはとてもおすすめな証券会社です。

2022年9月時点で4600以上の銘柄の米国株式を取り扱っています。

楽天ポイントを使った投資ができることで自己資金を抑えながら投資ができます。
また楽天銀行との連携により銀行残高から直接買い付けができるので、資金管理が簡単になっていて大変便利です。

数あるネット証券の中でもサイト構成がわかりやすく、購入時の手軽さも魅力の一つです。

 

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