【1日500円積立】TQQQの積立投資を各年数毎に検証してみた【〇年で〇億円!?】

今回は「QQQ」のレバレッジ3倍ETFである「TQQQ」の積立投資の可能性を探ります。

1年積立、2年積立、3年積立…というように積立年数を増やしていき、その運用結果を精査していきます。

TQQQは一体何年積立すれば、収支が安定するのか。
20年以上積み立てたら何円までいくのか。
レバレッジETFの積立投資は再現性があるのか。

そんな疑問を解決していますのでよかったら見ていってください。

※実際の投資実績ではありません。あくまで計算上の結果です。 

 

QQQ=インベスコQQQトラスト・シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)
(ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社を含むナスダック100指数に連動)

TQQQ=プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ(ProShares UltraPro QQQ)
(ナスダック100指数の日次運用実績の3倍(300%)に連動する投資成果を目指す)

 

設定条件および注意点
・1営業日当たり500円分を投資
・経費率、為替変動を考慮しない
・1999年3月~2021年10月までの期間(TQQQの設定日=2010年2月11日なので、1999年3月~2010年2月のTQQQの成績はQQQの成績を用いて換算した)
・あくまで試算。実践で同じ運用成績が残せるわけではないが、近い成績にはなるだろう。

 

 

目次

QQQとTQQQのチャートを見比べよう!

QQQとTQQQのチャートを比較します。

まずはこちらをご覧ください

赤がTQQQで青がQQQです。

※1999年3月~2010年2月11日までのTQQQの価格推移は、2010年2月11日を起点にしQQQの価格推移より算出しています。

2000年のITバブル崩壊によりTQQQは猛烈な勢いで下げています。
そしてその後10年ほどは、まさに地を這うようなチャートになっていますね。
ですがここ近年のTQQQの上昇は凄まじく、他のインデックス連動のETFを圧倒するパフォーマンスになっています。

ではもしこのTQQQを積立投資した場合の運用パフォーマンスはどうなるのか見ていきましょう。

 

TQQQの積立投資検証【1年積立~8年積立】

まずは1年積立~8年積立の結果です。
※1999年もしくは2021年を含む期間の運用成績と元本は1年分に引き延ばして調整しています。(データが1年に満たないため)

積立期間1年の場合は、もちろん上振れ下振れがありました。特に1999年・2000年のITバブル期はすごいことになっていますね。またリーマンショックがあった2008年は積み立てた結果が元本の36%となるなど、暴落があった年はかなり厳しい結果となっています。

ですが運用パフォーマンスの中央値と平均値を見ると、100%越えとなっており元本をまくっています。
これは予想外でした。レバレッジETFの特徴である減衰をもろともしないようなQQQの堅調な値上がりが根底にあるということですね。23年分ということでサンプル数23個ですので、信頼性はあると思います。

1年積立の勝敗は23年分の中の6年だけが負け越しており、17年は勝ち越しています。

 

積立期間2年の場合でも上振れ下振れが激しいですね。相場が好調な期間はとことん成績も良く、相場が不調であればとことん成績も悪いといったような感じです。2年積立てて元本の20%や30%まで落ち込んだら悲しすぎますが、これがレバレッジETFの積立投資で避けては通れない道ということですかね。

22サンプル中で17勝5敗です。

 

ここからは一気に積立3年から積立8年までの結果を一気に貼っていきます。

これらのデータより、いろいろなことが見えてきます。どの積立期間の運用にも言えることなのですが、運用成績は積立最終年の成績に大きく左右されることが分かりました。「~2008年」の期間の成績を見ればよくわかりますが、どんなにそれまでの運用成績がよかろうが、最終年の大きな暴落により元本を下回るのはもちろんのこと、だいたい元本の20%台まで資産が落ち込んでいます。投資メンタル的にはきついですが、こうなるとわかっておけば怖いことはないです。8年間積立してもリーマンショックが来ると太刀打ちできないということですね。もし大暴落が来た場合は売らない方が賢明ですね。

8年積立の勝敗は16サンプル中15勝1敗となりました。8年ほど積み立てるとほぼ負けなくなるということですね。また各積立年数のパフォーマンスの中央値・平均値は徐々に上がってきている傾向ですので、積立すればするほど良い結果となっていくことが確認できます。

 

TQQQの積立投資検証【9年積立~19年積立】 ついに億越え!?

引き続き9年積立から19年積立までの成績を見ていきましょう。

9年積立でついに1000万越えがでました。元本比も10倍越えです。

10年積立から14年積立までサクッとみていきました。元本割れをしているサンプルはなくなっていますね。大暴落を乗り越えて数年すると元本までは余裕で回復しています。リーマンショック後からの14年積立では元本比およそ60倍で1億越えとなりました。1日500円を14年で1億円は夢がありますね。中央値は1500万なのでブレ幅がかなり大きいのですが、1500万でも元本の8~9倍ですから十分すぎるパフォーマンスだと思います。

 

15年積立から19年積立までをみていきます。これらのデータを評価するには、各サンプル数が少なくなっていくので偏った思考になるのが懸念されますが、相場が好調だった2017年,2019年を積立最終年のデータを基準とするといいと思います。

2017年を運用終了年とすると1000%越えが基本になり、2019年を運用終了年とすると2000%越えが基本になっています。かなりの差を生んではいますので、なぜこうなるかを考えてみましょう。

相場で不調な時期は必ずあります。2008年と2018年が米国株にとって不調な時期でした。運用終了年が2017年と2019年とで何が違うのかというと、「2008年の位置がどこにあるか」と「不調が何回あったか」です。また2019年は2018年の不調を一気に回復できていますのでそれがかなり効いていると考えられます。

レバレッジETFの場合は元となる指数が好調な相場であればあるほど良い結果になります。逆に相場が不調だったり揉みあいが起きる場合は、大きな損失となります。ですのでできるだけ不調な相場は来てほしく無いということになりますが、不調期間で積増しできるため回復スピードが速ければ逆に良い結果をもたらすということですね。

 

TQQQの積立投資検証【20年積立~23年積立】

最後に20年積立から23年積立を見ていきます。

どれも積立終了年がここ最近の好調な相場の年なので、評価が難しいです。おそらく良すぎるパターンなんだと思いますが、これも一つの結果です。20年積立サンプル中の、相場が不調だった2018年に積立終了したサンプルでも元本比1000%になっています。相変わらずブレが激しいですが20年で1億を超えている例があるのは夢があります。

各積立年数の積立結果全体から読み取れること

これまでに見てきた積立結果を散布図にしてみます。

やはり20~23年積立が目を引きますが、投資の行う上では上振れを否定的に見る方が良いと思いますので、再現性があるかと問われると「ほぼない」と答えた方がいいでしょうね。14~16年積立までのデータなら今後の参考となると思います。それでもブレ幅は大きいですが。

また2008年を積立終了年としたときに元本割れをしなくなったのは11年積立でしたので、TQQQ積立時の1つの目安となります。

より長期の場合の再現性を考えるため17年積立以降の中央値を近似曲線で描いていきます。14~16年積立までのデータが信頼できると判断して、そこまでの中央値をベースに17年積立以降の中央値を出してみました。

2次曲線でフィッティングしてみました。見た目は妥当だと感じるのですがどうでしょうか。
30年積立で中央値近似曲線が1億を超えています。

正直この評価方法にあまり意味はないかもしれませんが、目安の一つとして考えるといいと思います。今後もし2019年~2021年のような好調な相場が起これば、この近似曲線の比ではないくらいのパフォーマンスがでている年もあると思いますし、世紀の大暴落が来ればいくら積立年数が長くとも元本割れの可能性はあります。

 

まとめ

目標金額を決めるべき

1日500円、1か月15,000円というような少額の積立で1億を超えるような運用ができるというのは夢があります。そしてこれは現実のことです。積立をしていくうえで資産のブレ幅がかなり大きいために、投資メンタルが崩壊する不安はあります。

そのため、好調な相場の年で目標金額を達成した時に運用を辞めてしまうのが一番良い方法だと感じます。
TQQQ長期積立投資は手っ取り早く比較的安全(FXや仮想通貨と比べて)に少額で1億越えを狙える方法としての価値がありますね。

積立金額を大きくすることで目標金額までの達成時期と可能性を高めることはできますが、レバレッジETFには償還リスクもありますから、単に多くのお金をかけることが得策だとは一概に言えません。
むしろ少額資金をある程度太らせるための一手段とするのが最適の使い方と言えるでしょう。

 

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